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宅配弁当は、調理済みの料理を自宅まで配送してくれるサービスのこと。自分で調理する手間暇がかからないのが便利です。
そんな宅配弁当の利用方法には定期購入と都度購入があります。それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
定期購入とは商品を決まった頻度で届けてもらうこと。最初に申し込みをすると、そのあとは1か月や3か月ごとなど、定期的に商品が自宅に届けられます。
お弁当の場合には、常温なら毎日、冷凍なら1週間か2週間ごとにまとめて届けてもらえます。
定期購入の場合、最初にコースなどを選んで注文するだけで、あとは決まった頻度でお弁当を届けてもらうことができます。
1度の申し込みで済むことから、注文し忘れを防げます。
お弁当の定期購入は、ほとんどの場合、パソコンやスマホを使い、サイトの申し込みフォームを使って注文をします。
申し込みフォームには住所や氏名、支払い方法などさまざまな項目があり、高齢の方にとっては時間がかかるかもしれません。しかし、定期購入ならば、こうした入力は1度で済みます。
定期購入をすると、送料が無料になったり、お弁当の料金が割安になったりと、何らかの特典がつくことが多いです。
また、ポイントがたまったり、キャンペーンやクーポンを用意している業者も見られるのでお得になることもあります。
お弁当を定期購入する際には、会員登録が必要であることが多いです。その場合、業者によっては年会費が発生することもあるため、お弁当や配送料などを含めたコストのバランスを見極めるようにしましょう。
定期購入には、最初の何か月間は継続しなければならない……といったような「縛り」のあるケースが見られます。申し込みは、こうした「縛り」があるかどうかをよくチェックしてから行うことをおすすめします。
業者のサイトによっては、定期購入の休止や退会手続きがわかりづらいところもあります。のちのちトラブルにならないためにも、利用する前に手続き方法をしっかりと確認しましょう。わからないときは業者に問い合わせをしてみましょう。
都度購入は、単品購入や単発購入などとも呼ばれる買い方で、商品が欲しいときのみ注文する方法です。お弁当の場合は好きなメニューを必要な分だけ注文することができますが、定期購入する場合よりは割高になる傾向があります。
都度購入した場合、定期購入に比べて自由な買い方ができます。そのときに食べたいものをメニューから選び、また、手作りご飯が食べたくなったらお弁当を購入せずに自炊するなど、気分によって食事を選べます。外食が多く、自宅で食事する機会が限られている方にもおすすめ。
また、定期購入とは違い、会員登録が不要な場合があることもポイントです。会員登録するとお得な場合もありますが、個人情報などを記入するため漏洩のリスクはゼロではありません。
都度購入する際には、注文のたびに情報を入力しなければならない場合があります。
また、お弁当を単品で購入すると、定期購入のように送料無料であったり割引などのサービスを受けられないことがほとんどです。
宅配弁当を頻繁に利用するようであれば、定期購入に切り替えるのもひとつの方法です。
都度購入では、食べたいメニューが毎回あるとも限りません。
都度購入を利用する際には、こうしたことも踏まえた上で注文しましょう。